多様化する教育

運動会は日本独自の文化

少し前の新聞に、運動会や部活動、また給食当番などの学校の行事や係りは日本独特の教育文化であるという記事を読みました。

 

これら当たり前のように日本では行われていることが、外国では珍しいものだと知り、そういえば、海外で運動会とはあまり聞いたことがないなと思いました。

 

特に運動会に注目が集まっているらしく、マスゲームのようなダンスや踊り、組み立て体操といった競技はみんなで力を合わせて練習を重ね、本番に向けて努力を重ねていくことで、協調性が育まれるという考えのもと、特に新興国で取り入れられつつあるんだそうです。

 

確かに、自分が小学生の頃を考えてみても、運動会という発表の場でなんとか成功させるために、先生も生徒も必死になって頑張った記憶があります。

 

そして、それがうまくいったときの誇らしさや達成感は一種独特のものでした。

 

また、高学年の競技を見て、いつか自分もと憧れの念を抱き、実際に自分が同じように出来た時の快感は忘れられません。

 

こういう経験が日本人の独特の協調性につながっているなんていうのは全く考えませんでしたが。

ソフト面の輸出

日本製品の輸出と言えば、自動車などハード面が注目されますが、文化もまた最近では注目されて、アニメや和食も人気です。

 

その延長線で、教育というソフト面の輸出も今度増えていくのかなと思います。

 

運動会をはじめとして、係活動も勉強の枠を超えて、組織の中で自分の役割を果たすということが、自然と身についていれば、円滑な社会につながるのかもれません。

 

今後、発展していこうという新興国のモデルとして、日本式が取り入れられるということは、とても誇らしいことです。

日本は欧米式教育に注目している矛盾

一方で、日本はというと、自国の教育が素晴らしいものと注目されているという印象は一般市民には皆無だと思います。

 

むしろ、欧米のように、ディスカッションして自分の意見をはっきりと言える成熟した大人になることが求められています。

 

日本人に欠けていた、こういう資質をなんとか身につけようと、欧米式を取り入れたり、留学を進めたりします。

 

一体何が本当に正しい教育なのが、選択肢があまりにもありすぎて悩んでしまいますが、本質を見極めて、今後必要となっていく力を養えるよう、自分で考えないといけない時代なのだと思います。